Sunday, November 2, 2008

Flying Fox(フライング・フォックス)

アオミは2ヶ月を過ぎたというのに髪の毛が薄い。
産まれてきたときは他の子と比べてふさふさだったのに、全然増えないし伸びない。
なぜーーー??
で、その証拠がこちら。

見にくいね・・・。
あ、でもまつ毛の長さは分かるでしょ?
まつ毛だけはかなり生えてきました。


アオミのいとこにあたるJosieのお古をたくさんもらったアオミさん。
この服お気に入りなのよねー、とワンピースを着てご満悦の様子。
スカートをめくって、見て見て攻撃。

チラッ



チラチラ

「もういいからあっちいって!」(キック)
てか、ワンピ見えてないね。

さー、本題に入りましょう。
ある日、アオミをベビーカーにのせて散歩していたら、電線になんだか黒い物体がかかってた。
何だろうと思って近づいてみる。

え、もしかして・・・・・

黒のパンツ!?

アメリカにいたときはよく電線とかに靴とかがひっかかってたから、下着もありえるだろうって思った。

もうちょっと近づいてみる・・・

うーーん、なんか布っぽくないなーー。
じーーーー。

うわ!!
フライング・フォックスだーー。しかもつる下がったまま死んでる!!!!!

ビックリしたんで、さっそくアオミに報告。
「ねー、アオミ。見て見て。ビックリだねーーー。」
ってのぞいたら、

zzzzzzzz

熟睡中。あれ?2,3メートル前までキャッキャッ笑ってましたよね、姫?


フライング・フォックスとは動物の名前で、オーストラリアに住む大きなこうもりのことです。本当に日本のこうもりに比べたら半端じゃない大きさ。そんなのが夕方から夜中にかけて空をビュンビュンとんでる。ちなみに、このこうもりはオーストラリアの北のほうにしか生息しておらず、メルボルンなどで見ることは本当に稀。
電線にぶる下がったまま死んでるのなんて初めて見たから、ダディに興奮気味に報告。
ダディは
「タウンズビル(彼の実家)ではよくみた光景だなぁ。」
だって。なんでも、電線に止まった瞬間感電して、足の筋肉が縮尺されそのままかたまり、つる下がったままになるんだってさ。
で、フライング・フォックスのことはあんまり知らない私はダディに質問
「ところで、フライング・フォックスって有袋類(カンガルーなど、ポケットで育児をする動物)?オーストラリアには有袋類ばっか生息してるし・・・」
って聞いたら、
「いや、フライング・フォックスはきっと他のこうもりと一緒だろ。
爬虫類。」



え・・・・・?
こうもりって通常哺乳類でしたよね??
生みませんよね?卵産んだとしても、落としてしまいますよね、常にぶる下がってるから。

うちのダディはあんまり抜けてることはないのだけど、このときばかりはこうもり=爬虫類と思っていた彼にドン引き。

彼曰く、
「こうもり=哺乳類って知っている人は少ない」
だそうですが、これって常識っすよね?